ビジネスシーンにおける”人間力”とは

人材育成などの課題について、お客様にヒアリングをしていると、経営幹部の方から「うちの社員の人間力を高めたいんだよね」といった声を聴くことが多くあります 。

”人間力”とは何か、その答えに絶対的な定義はなく、色々な考え方があると思います。

人の価値観は多種多様であり、どれ一つとして同じではありません。生まれてから今、この瞬間までの全ての経験がその人を形作っています。そこには自分を知る自分もあれば、まだ知らない自分があるかもしれません。

ビジネスシーンにおける”人間力”とは、「これまでの自分が培ってきたすべて経験や知識を限りなく統合し、今この瞬間に活かすということ」だと考えます。

つまり弊社の考える”人間力”とは、「自分で自分を律することのできる力」と定義します。

もう少し平易に言えば「 自分の可能性を肯定して最大限に発揮できるようにコントロールできる力」だと考えます。

”人間力”を高めるために

では”人間力”を高めるにはどのようなことを実行すればいいでしょうか。

弊社では”人間力”を高めるために最も重要なことは「内省する」ことだと考えます。 「内省する」とは、「自分の考えや行動などを深くかえりみること」です。

つまりできるだけ客観的に自身の言動や内面の感情などを観察し、今後の自身の行動に活かすというサイクルです。

内省を繰り返すということは、自身の経験や周囲の出来事を「意味付け」します。この「意味付け」が新たな自身の人格を構築し、日々人格が形成されていき、結果として「”人間力”が高まっていく」と考えます。

内省を続けるためには自身のマインドとして7つの要素が必要だと考えます。

上記7つの要素を用い、日々の業務の中で協働と競争を経験し、その経験を内観することで、7つの要素がブラッシュアップされ、新たな能力発揮に繋がる…このサイクルが回りつづけることが人の”人間力”を高めることに繋がると考えます。

弊社では上記「7つの要素の開発」や若手社員が「内省サイクルを回す支援」を行っています。

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